味の三平→大通公園

久しぶりに「味の三平」に行ってみました。
札幌の味噌ラーメン発祥の店として、どのガイドブックにも漏れの無い店ですが、これが分かりにくい場所にあるんです。雑居ビルの4階の隅にあります。しかも営業は11時から18時30分まで。晩御飯は食べられません。
しかも以前に言ったときの印象は、正直今ひとつでした。「名店に美味いもの無しって本当なんだ」とさえ思いました。昔の自分にとって、札幌の味噌ラーメンといえば「純連」のような熱々でラードの膜でスープに蓋をしたラーメンという、先入観がありました。都心のラーメンは不味いという意識もありました。
ただ、この暑いシーズンにラードが浮いたラーメンを食べるのはちょっときついです。そういうこともあって、今回三平に行ってみました。運良くすぐに座れましたが、すぐに列が出来たのでタイミングが良かったのでしょうか？
スープの色を見てると「これ、味噌ですか？」って言いそうになります。白味噌仕立てなんですね。見た目よりもスープはこってりしてますが、さすがに純連系ほどではないです。こういう味を自分が受け付けるようになったのは、自分の味覚そのものがだいぶ変わったということかな？こんなんだと、今度「純連」や「すみれ」に行ったら受け付けないかもしれません。
というわけで一杯完食。器が小さめなので大盛の方が良さげに見えるけど、大盛が必要とも思えません。

その後、ちょっと紫外線がきつい大通公園のベンチを拝借してお昼寝しようとしたその矢先に、某タクシーの労働組合がマイクパフォーマンスを始めた…。五月蝿い。あんたらの労働条件も大変かもしれないけど、明日の労働のために骨休めに来てる労働者のためにも、ちょっと静かにしてくれないかなぁ。
だいたい、タクシーは多すぎなんだから、少し減らさなきゃ。無能なくらい路上駐車の列を作って客待ちをするくらいなら、計画供給をしっかりして欲しいですよ。それが出来ないなら、弱い会社から淘汰されるのは当然でしょ？
シンガポールもちょっと供給過多だけど、運賃が安いから気楽に使える交通機関の位置を確立し、結果として客待ちの列が少なくなることになっています。タクシードライバーさん、自分たちの労働条件をよくしたければ、どうか運賃を下げて！今のタクシーは"高くて"乗れない。