砂上楼閣の空中散歩

10月9日の話。

マリーナ地区の大型ホテル、サンズに来ました。ラスベガスが本拠のホテルです。
シンガポール発のカジノ、民間人が入れる最大の高層建築物となりました。

大人1人20ドル。高いか安いか微妙な価格です。フライヤー(観覧車)よりは安いです。
高速エレベーターで、地下1階からあっという間に57階の展望台に。
確かに高い。57階にプールがあったりするのが、ここのホテルのウリなのだが、もちろん観光見物の人は入れません。
Swissotel Stanfordも、シンガポールフライヤーも完全に眼下の世界。
それでも、民間の私有オフィスビルでは、サンズを上回る高さでニョキニョキ。
実は、エレベーターホールと化粧室以外は、全て吹きっさらし。荒天時は入場制限等もあるそうです。

今までと違った角度で、シンガポールの街を眺められたのは、良かったかな？
夜に来ると、大変なことになりそう。昼間でも、あちこちでカップルがブチューってやってたから、夜はバカップルが…。
ここはFine Cityなんだから、公衆面前のキスは5000ドルくらい徴収すれば良いのに(爆)。

ちなみに、Forbesアジア版で、たまたま知ったんだけど、ここの建築を担当したのは、韓国のSsanyang建設。
2ページカラーで広告を打っていました。
韓国の建設業界も、ここまで造るだけの能力があるとPRしたいのでしょう。
テグの百貨店を崩壊させたり、ある途上国の橋を落としてみたりですが、こういうのは経験を積んで、技術を磨いていくもの。
日本のゼネコンも、価格が折り合わないから、仕事を取らないでいると、次第に韓中に差を詰められると思います。
街の工事現場は、今のところ、日本と韓国のゼネコンが半分ずつ位取ってるなぁ。中国のゼネコンも割り込んでるだよね。